ご挨拶



生命現象の本質的要素である恒常性のメカニズム解明は、 多くの生理反応調節の理解とともに さまざま

な病気の理解を深めるためにきわめて重要なものであります 。年齢軸に沿った恒常性維持に関与する分

子メカニズムの解明はとくに遅れていましたが、 最近、最初の分子機序が発見されるにいたり、この分野

の 本格的研究の幕があがりました。 そこで、この新分野を広く啓蒙し、 忌憚のない討議と 情報交換を行

い、 年齢軸の視点をもって 生命現象の 統合的理解を前進させる応用開発を啓発する目的で 「年齢軸生

体恒常性研究会」を立ち上げ、 推進しようとしているところです。 さまざまな生命現象を、 この新視点を考

慮に入れて解明する分野横断的基礎研究を発展させ、健康増進と病気の予防/治療法、創薬、機能性食

品開発などの応用技術開発、 そしてすぐれた若手研究者の育成に寄与することを目指します。 その一環

として、第一回シンポジウムを 開催いたします。新しい分野の開拓にぜひ皆様のご協力をお願いし、 積極

的なご参加を心からお待ち申し上げます。


 (独)産業技術総合研究所 年齢軸生命工学研究センター長

    倉地幸徳



 第1回年齢軸生体恒常性研究会シンポジウム
−生命の統合的理解にむけて:年齢軸恒常性と健康、疾患−


2007年11月30日(金) 10時〜16時50分

会場: 東京ステーションコンファレンス 6階